記者に囲まれる李氏(右)とビーガン氏(資料写真)=(聯合ニュース)
記者に囲まれる李氏(右)とビーガン氏(資料写真)=(聯合ニュース)
【ソウル聯合ニュース】北朝鮮核問題を巡る交渉の首席代表を務める韓国外交部の李度勲(イ・ドフン)朝鮮半島平和交渉本部長と米国務省のビーガン北朝鮮担当特別代表が10日、電話協議を行った。

 韓国の外交部によると、両氏は最近の朝鮮半島情勢や、朝鮮半島の完全な非核化と恒久的な平和定着に向けた実質的な方法を論議し、近いうちに会談を行い協議を続けていくことで一致した。

 北朝鮮の崔善姫(チェ・ソンヒ)第1外務次官は前日の9日に談話を出し、「9月下旬ごろ、合意される時間と場所で米国側と対座し、これまで論議してきた問題を包括的に討議する用意がある」と表明した。これを受け、李氏とビーガン氏は米朝実務協議の時期や場所、議題などについて話し合ったとみられる。

 ビーガン氏は先月21日にソウルで李氏と会談した後、「北朝鮮のカウンターパートから知らせがあり次第、実務交渉を再開する準備ができている」と記者団に述べていた。


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