会議で発言する金容範氏(中央)=30日、ソウル(聯合ニュース)
会議で発言する金容範氏(中央)=30日、ソウル(聯合ニュース)
【世宗聯合ニュース】韓国政府は30日、金容範(キム・ヨンボム)企画財政部第1次官の主宰で物価関係次官会議および革新成長戦略点検会議を開き、下半期(7~12月)の経済活力補強追加対策などを話し合った。

 金氏は冒頭で、「最近の不確実性の深まりによる景気下方リスクの拡大に対し、政府は可能な政策余力をできる限り動員し、追加の景気補強対策を近く発表する」と明らかにした。今年は財政を最大限執行すると同時に、基金計画の変更により1兆6000億ウォン(約1400億円)の財政補強を行い、公共・民間・企業投資も年内に当初計画以上に執行されるよう努めていくと説明した。

  金氏はまた、「経済活力の引き上げに向けた政府の努力が実を結ぶには立法を通じた後押しが欠かせないが、残念ながら多くの法案が国会に留め置かれている」とし、今回の通常国会で重点法案が処理される必要があると指摘した。


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