“100億ウォン台脱税”LGグループオーナー一家14人、1審で全員無罪判決(提供:news1)
“100億ウォン台脱税”LGグループオーナー一家14人、1審で全員無罪判決(提供:news1)
100億ウォン(約9億円)台の脱税容疑で裁判に移された故ク・ボンムLG会長の弟であるヒソングループのク・ボンヌン会長らLG大株主14人が1審裁判で全員無罪を言い渡された。

 ソウル中央地裁は6日、租税犯処罰法違反容疑で裁判にかけられたク会長とク・ジャギョンLG名誉会長の次女ク・ミジョン氏、ク・グァンモLG会長の姉ク・ヨンギョン氏らLG大株主14人全員に無罪を宣告した。

 オーナー一家が株式取引を主導した容疑をもたれていた元・現職のLG財務管理チーム長2人にも無罪が言い渡された。

 彼らは2007年から10年間LGとLG商社の株式数千億ウォンを102回にわたって、場内で取引した。特殊関係者間の株取引は「経営権プレミアム」を考慮し税金を計算する際、時価比20%割増された価格で株式価値が策定され、譲渡所得税を多く支払わなければならない。

 だが、LGグループオーナー一家がこれを避けるため、場内株式市場で特殊関係者ではない相手と売買契約を締結したように取引を偽造した状況が国税庁の調査で捉えられ捜査がスタートした。

 検察は同過程でオーナー一家が譲渡税を知能的に脱税したと判断。高額の譲渡所得税を知能的に脱税し、取引の内訳も積極的に隠ぺいしたとみた。当該株式取引の中には経営権を引き継いだク・グァンモ会長が買収者として参加した取引も含まれている。

 検察は租税犯処罰法上の両罰規定を適用し、LGグループの大株主であるク氏一家など14人を略式起訴した。略式起訴の法廷刑は罰金刑のみ。

 しかし裁判所はこれに対する別途の法理的判断が必要で、略式起訴が不適切だと判断し、職権で正式裁判に回付した。


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