【清州聯合ニュース】世界中の武芸の達人が参加する国際競技大会「2019忠州世界武芸マスターシップ」が、韓国中部の忠清北道忠州市で30日に開幕する。約100カ国・地域から4000人前後の選手・役員が参加し、テコンドーや柔術、ムエタイ、サンボ、サバットなど20競技で世界トップクラスの技を競い合う。9月6日まで。 大会は2016年8月に忠清北道清州市で初開催され、今回が第2回。武芸の競技・階級、国別対抗戦であり、大会組織委員会は五輪と肩を並べる世界的なスポーツの祭典に発展させ、武芸の中心地として忠清北道をアピールしたい考えだ。韓国政府が大会を国際行事として承認しており、国際スポーツ連盟機構 (GAISF)が後援する。◇聖火リレー経て開会式 国際スポーツ界関係者が多数出席 大会は「聖火」の採火からスタートする。第1回大会開催地だった清州の上党山城と今大会開催地の忠州の天登山で採火され、それぞれ道内をリレーして大会開幕前夜に一つになる。 開会式は30日午後5時に始まる。韓国では地上波テレビで生中継され、海外には外国語放送チャネルのアリランテレビを通じて中継される。国際オリンピック委員会(IOC)の副会長と委員、アジア・オリンピック評議会(OCA)と八つの国際競技連盟(IF)からも関係者が出席する予定で、国際スポーツ界からの出席は50人を超える。◇20競技に約100カ国から4千人の選手・役員 競技はテコンドー、柔道、ムエタイ、蹴り技を中心とする格闘技のサバット、中国武術のウーシュー、ベルトレスリング、柔道やレスリングなどをベースにしたサンボ、柔術など、20にわたる。 すでに99カ国・地域から2714人の選手・役員がエントリーした。大会組織委は、8月末には4000人が登録を終えると予想している。 テコンドーや柔術、ムエタイ、サバットなど9競技では、世界ランキングを決定するポイントを獲得できる。◇映画祭など付帯イベント多彩 大会に合わせ、武芸をテーマにした国際映画祭「忠北国際武芸アクション映画祭」が8月29日から9月2日まで清州と忠州の映画館で開かれる。こうした映画祭は世界初という。20カ国・地域の約50本の作品が上映される予定。 道着など関連用品を展示したり、企業が技術・情報を交流したりする「武芸産業展示会」も開催される。室内競技会場に仮想現実(VR)を活用した武術体験などのコーナーを設けるほか、公演などの見どころも準備した。 大会の詳細はウェブサイト(
http://www.chungju2019.com)で確認できる。
Copyright 2019(C)YONHAPNEWS. All rights reserved. 0