チョ国氏=(聯合ニュース)
チョ国氏=(聯合ニュース)
◇釜山大 法務相候補の娘の大学院入学に関する調査開始 釜山大は22日、法務部長官候補に指名されたチョ国(チョ・グク)前青瓦台(大統領府)民情首席秘書官の娘が同大医学専門大学院に入学するまでの過程全般について内部的に検討・調査を進めていると明らかにした。チョ氏は長官候補に指名されてから、娘が高校生のときに医学論文の第1著者に名を連ね、大学や大学院に不正入学したとの疑惑が持ち上がり批判にさらされている。娘は2015年に同大学院に入学した。釜山大側がこれまでに確認した事実は、チョ氏の娘が大学院の入学選考のときに提出した自己紹介書に問題の医学論文について言及しなかったことだ。釜山大関係者は、チョ氏の娘が論文の第1著者として名を連ねた事実を自己紹介書には記載しなかったことを確認したと説明した。◇韓国高官「米朝対話、近く展開されそうな印象」 米特別代表と会談 青瓦台の金鉉宗(キム・ヒョンジョン)国家安保室第2次長は22日、北朝鮮核問題を巡る米国の交渉代表を務める国務省のビーガン北朝鮮担当特別代表とソウルで会談した。会談後、金氏は記者団に「米朝間で対話が近く展開されそうだという印象を受けた」と述べた。北朝鮮外務省がこの日発表した報道官談話で「軍事的な脅威を伴う対話には興味がない」と表明したにもかかわらず、米朝対話の再開を楽観視する理由については「正確な内容を明かすことはできないが、近く行われるものとみている」と述べるにとどめた。ただ、「北朝鮮側から対話再開に関する具体的なシグナルがあったと理解しても構わないのか」との質問には「そうではない」と言明した。◇文大統領「技術の国産化は国の課題」 文在寅(ムン・ジェイン)大統領は22日、全国の国立大の総長を青瓦台に招いて昼食会を開き、半導体などの素材・部品技術の国産化に向けた各大学の積極的な役割を求めるとともに政府の支援を約束した。文大統領は「近ごろ技術の国産化、素材・部品(を生産する)中小企業の技術開発に対する支援が非常に重要な国家的課題になった」と述べた。また「現在さまざまな大学が技術支援団を構成するなど多くの役割を果たしていることに感謝する」とし、「必要であれば政府がR&D(研究開発)や地域の予算を通じて最大限支援する」と約束した。◇韓日関係悪化も訪韓日本人客増加 7月は19.2%増 日本の韓国向け輸出規制強化で両国関係は冷え込んだが、7月の訪韓日本人観光客は大幅に増加した。韓国観光公社が22日に発表した韓国観光統計によると、7月に韓国を訪れた外国人は144万8067人で前年同月比15.4%増加した。国・地域別では中国からの訪問客が51万9132人で最も多く、次いで日本(27万4830人)、台湾(11万3587人)、米国(9万7428人)、香港(5万9036人)などの順だった。日本人客は政治問題に敏感でない層を中心に個人旅行客が増えたことで同19.2%増加した。
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