食品医薬品安全処によると、韓国政府は2011年の東京電力福島第1原子力発電所の事故を受け、日本の8県産の水産物と14県・27品目の農産物について輸入を禁じている。また、その他の日本産食品については輸入のたびに放射性物質(セシウム、ヨウ素)の精密検査を行っている。
検査の結果、ごく微量でも放射性物質が検出されればプルトニウムなど17のその他核種の検査証明書を求め、提出しなければ全て返送している。これまでにこうした証明書を提出したケースはなく、放射性物質が検出された輸入食品は全て送り返したという。
食品医薬品安全処は「今後も国民の健康と安全を最優先とし、輸入食品の安全管理に最善を尽くす」としている。
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