政府、靖国爆発音事件の韓国人受刑者 「韓国移送、認めず」
政府、靖国爆発音事件の韓国人受刑者 「韓国移送、認めず」
靖国神社のトイレに爆発物を仕掛けた容疑で実刑が言い渡され、国内の刑務所に服役中の韓国人受刑者(32)が、韓国の刑務所への移送を政府に要請していたが、政府はこれを認めなかった。

 8日、韓国法務部(法務省に相当)によると、日本側は先月、韓国人受刑者の韓国移送要請を受け入れることはできないと本人、韓国の法務部にそれぞれ通知した。

 法務部の関係者は「家族に通知しなければならないとの規定がなく、(家族には通知を)していない」と説明している。

 2017年4月、韓国の刑務所に移送してほしいと政府に要請。韓国の法務部は移送同意書の作成手続きを経た後、昨年1月、日本側に申請書を送付していた。

 この受刑者は2015年11月23日、靖国神社の公衆トイレに火薬を詰め込んだ時限式発火装置を置き、トイレ天井などを破損した容疑で起訴され、懲役4年の宣告を受けた。現在、府中刑務所に服役中だ。


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