韓国プロ野球チーム、「日本キャンプ」再検討の動き

日韓関係が悪化していることを受け、韓国のプロ野球球団は秋に予定されているトレーニングキャンプと来年の春季キャンプの日程から日本を除外する案を検討しているという。

　韓国プロ野球チームは毎年、正規シーズンが終わった後にキャンプをおこない、2月から3月はじめまで春季キャンプ日程を消化する。今シーズンを前に、10球団のうち8球団が日本でトレーニングキャンプをおこなっていた。春季キャンプでは、7球団が沖縄や宮崎でトレーニングを実施した。

　球団側は「現在、多方面から検討している」とし、具体的な協議に入った一部球団は代案を模索中だ。

　LGツインズは「日本でのキャンプは行わないという方向で、ある程度まとまった」とし、2度のキャンプをどちらも沖縄で行っている起亜タイガースは「いくつもの可能性を置いて、検討している」と明かした。