「日韓関係は私たちが守る」、ネットユーザーの間で広がる”好きです”ハッシュタグ(画像提供:wowkorea.jp)
「日韓関係は私たちが守る」、ネットユーザーの間で広がる”好きです”ハッシュタグ(画像提供:wowkorea.jp)
ここ数年の間で”最悪”とまでいわれるほど、日韓関係が冷え込んでいる。韓国では日本製品の不買運動が起こり、さらに反日デモや「NO JAPAN」運動など、日を追うごとに激しさを増しているようだ。

 このような韓国の反日パフォーマンスを受けて、日本にも嫌韓ムードが広がりつつある。

 そんな中、最近SNS上にあるハッシュタグが徐々に拡散している。それは”チョアヨ ハングク(好きです韓国)”、”チョアヨ イルボン(好きです日本)”。

 韓国のSBSニュースは、日本のあるネットユーザーが広めたというハッシュタグを紹介した。

 同メディアは「去る7月30日からTwitter(ツイッター)上に”好きです韓国”を意味する”チョアヨ_ハングク”とのハッシュタグが登場した。これは、日韓の葛藤を心配した日本人らが自発的にリレー式でツイートを投稿する動き」とし、「旅行先や学校などで出会った韓国人の優しさ、エピソードを紹介するツイートを投稿し、どんなに日韓関係が険悪なムードになっても日本人と韓国人(の心)が離れていくのは嫌だ、との思いが綴られている」と報じた。

 さらに、”チョアヨ ハングク(好きです韓国)”の思いに応えるように、韓国人ネットユーザーらも”チョアヨ イルボン(好きです日本)”のハッシュタグを付けて、思いを投稿する動きが広がっているという。

 このハッシュタグを付けて文章を投稿したある韓国人は、自身を「日本の文化に興味をもち、日本語を勉強する韓国の高校生です」と紹介した上で、「現在、両国の関係は良くないかも知れないが、それは政府間の問題。国民たちはお互いを嫌いにならないでほしい。一緒に手を取り、同じ方向に進む時が早くきてほしい」と綴った。

 また「日本旅行中に出会った優しい人達、私にはとても大事な思い出です」、「日本語は上手くないけど、日本にもう一度行ってみたい」、「私たちこれからもお互いを憎まないでいましょう」、「私の友達もみんな日本がすき。いつも、今も日本に行きたいします(行きたいと話しています)」など、若者を中心に日本への思いをつたない日本語で懸命に表現している。

 日韓関係を変えられるのは政治家ではなく、SNS上のほんの小さな動きなのかもしれない。


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