先月30日に巨済を訪れた際の文大統領(資料写真)=(聯合ニュース)
先月30日に巨済を訪れた際の文大統領(資料写真)=(聯合ニュース)
【ソウル聯合ニュース】韓国の青瓦台(大統領府)は18日、文在寅(ムン・ジェイン)大統領が16日に年次休暇を取ったと明らかにした。 光復節(日本による植民地支配からの解放記念日)翌日の金曜日に休みを入れ、週末を含め3日間休んだことになる。文大統領は日本の輸出規制措置に伴う経済状況など踏まえ、今年の夏休みを取り消しており、今回が夏休みの代わりとなった。 今回の休みは夫人の金正淑(キム・ジョンスク)氏と共に、母親に会うため釜山を訪れ、近くの梁山にある自宅で過ごしたとされる。大統領夫妻は18日午前にカトリック教会のミサに出席してから青瓦台に復帰した。 文大統領は当初、7月29日から今月2日まで夏休みを取る予定だったが、日本の経済報復措置を受け、休み日程を取り消した。それから日本の輸出規制措置に対応しながら、日本政府を批判し対話を促すなど、対日メッセージを出し続けた。光復節の記念式では日本を乗り越える意思を強調し、日本との対話意向を表明するメッセージを出した。今回の休みではこれに対する日本政府の反応を見守りながら、今後の対応策を構想したとみられる。 休み当時の16日には北朝鮮が2発の飛翔(ひしょう)体を発射し、文大統領は休暇先で関連状況の報告を受けたという。 これで文大統領は今年3.5日の休みを使った。大統領の年次休暇日数は21日だ。
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