サムスン電子の今年上半期の職員数と研究開発費が過去最大を更新したことが分かった(資料写真)=(聯合ニュース)
サムスン電子の今年上半期の職員数と研究開発費が過去最大を更新したことが分かった(資料写真)=(聯合ニュース)
【ソウル聯合ニュース】韓国・サムスン電子の今年上半期(1~6月)の社員数と研究開発(R&D)費が過去最大を更新したことが14日、分かった。 サムスン電子が公開した報告書によると、6月末時点の国内社員は計10万5044人で、昨年末(10万3011人)より2.0%増え、創立以来、最多を記録した。2009年の6月末(8万3558人)と比べ、約25%増加した。 特に正規雇用(契約期間の期限がない社員)は10万4460人で、6カ月前に比べ2101人増えたが、非正規雇用は652人から584人に減った。 社員1人当たりの平均給与は約4600万ウォン(約403万円)で前年比300万ウォン増えた。 またサムスン電子は今年上半期のR&D費として10兆1267億ウォンを支出したと発表した。上半期としては初めて10兆ウォンを超え、売り上げに占める割合も9.3%に達し過去最高を記録した。 同社の関係者は「対内、対外の不確実性により難しい経営環境の中、雇用創出に努力した」とし、「特に主力事業の『超格差(断然トップ)』の維持だけでなく、新しい成長エンジンを見つけるためにR&D費を拡大した」と説明した。 今年の上半期に同社で最も多くの報酬を受けた役員は権五鉉(クォン・オヒョン)会長で、31億6700万ウォンだった。 李在鎔(イ・ジェヨン)副会長は、朴槿恵(パク・クネ)前大統領とその友人を巡る贈賄事件の控訴審で昨年2月上旬に執行猶予判決を受けて釈放され、経営に復帰したものの、関連裁判が進行中であることなどから報酬を受けとっていないという。
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