文在寅大統領(右から3人目)と与野党5党の代表は日本の対韓輸出規制強化について、自由貿易の秩序に背く不当な経済報復との見解で一致した=18日、ソウル(聯合ニュース)
文在寅大統領(右から3人目)と与野党5党の代表は日本の対韓輸出規制強化について、自由貿易の秩序に背く不当な経済報復との見解で一致した=18日、ソウル(聯合ニュース)
◇文大統領と与野5党代表「日本の輸出規制は不当な経済報復」  韓国の文在寅(ムン・ジェイン)大統領と与野党5党の代表は18日に青瓦台(大統領府)で開いた会合で、日本の対韓輸出規制強化について、自由貿易の秩序に背く不当な経済報復とし、「日本政府は経済報復措置を直ちに撤回しなければならない」との見解で一致した。また国全体で今回の事態を克服するための緊急の特別協力機構を設置することに合意した。青瓦台と与野党5党の報道官は会合後にこのような内容を盛り込んだ共同発表文を出し、「文大統領と5党の代表が日本の輸出規制措置に対し深く議論し、このような事項に対する認識を共有した」と伝えた。◇梅雨前線に加え台風北上 南部地方などで強い雨 19日の天気は全国的に曇りで、忠清道と南部地方、済州島で降雨が予想される。気象庁は、済州島と南海岸では梅雨前線に加えて北上中の台風5号の影響で雨が強まると見通した。ソウル、京畿道、江原道でも夕方に雨が降る可能性がある。南部地方と済州島では1時間に50ミリ以上の非常に強い雨が降り、特に済州島の山間部と南海岸、智異山付近では降水量が非常に多くなる恐れがある。◇中高年64%「周囲に迷惑かけない死に方を」 韓国老年学会の学会誌によると、韓国保健社会研究院の研究チームが昨年全国の中高年層(40歳以上79歳以下)1500人を対象に行った調査の結果、64.0%が「良い死に方」の条件は自ら準備し、周囲に迷惑をかけないことだとの認識を持っていることが分かった。研究チームは、2000年代前半までは「長く生きることが良い死に方だ」とする認識が強かったとして、韓国社会の死生観が急激に変化していると説明した。◇昨年の北朝鮮貿易額が半減 金正恩体制で初めて30億ドル割り込む 大韓貿易投資振興公社(KOTRA)が発表した報告書によると、昨年の北朝鮮の貿易額(南北交易を除く)は前年比48.8%減の28億4000万ドル(約3051億円)で、2年連続減少した。貿易赤字は23億6000万ドルで、前年比17.5%増加した。KOTRAの関係者は「金正恩(キム・ジョンウン)体制発足後、北の貿易規模は55億~76億ドルを維持してきたが、2018年に初めて30億ドルを下回った」とし、国連の対北朝鮮制裁が強い影響を及ぼしたと分析した。
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