韓国　きょうのニュース（７月９日）

◇輸入品の北朝鮮横流し　「全く根拠ない主張」＝韓国長官　韓国産業通商資源部の成允模（ソン・ユンモ）長官は記者会見を開き、日本政府が韓国向け半導体材料の輸出管理を強化した背景にフッ化水素（エッチングガス）などの輸入品を韓国が北朝鮮に横流ししたとの疑いがあるとしたことについて、「全く根拠がない主張」と一蹴した。フッ化水素が北朝鮮など国連安全保障理事会の制裁決議の対象国に流出したという証拠はないと説明し、「日本は根拠のない主張を即刻やめるよう望む」と述べた。 ◇ソウルの自律型私立高　６割以上が指定取り消しに　教育庁が行った運営成果評価の結果、ソウルの自律型私立高校（独自のカリキュラムで運営される私立高校）８校が再指定の基準点である７０点を下回り、指定の取り消しが決まった。今年の評価対象になった１３校の６０%以上に当たる。取り消しが確定すれば来年から一般高校として新入生を受け入れることになるが、在学生はこれまで通りの教育課程に沿って教育を受けることができる。指定取り消しが決まった高校は強く反発することが予想される。◇検事総長候補　人事聴聞報告書の採択難航も　国会法制司法委員会は８日、次期検事総長に指名された尹錫悦（ユン・ソクヨル）ソウル中央地検長の人事聴聞会を開催した。聴聞会は９日未明まで行われ、与野党は尹氏の道徳性や資質を詳細に検証したが、適格性を巡って与野党の立場が対立しており、人事聴聞報告書の採択は難航する見通しだ。◇１０～１１日は全国的に雨　梅雨前線の影響　梅雨前線の影響で１０～１１日は全国的に雨が降る見込みだ。北東部の江原道・嶺東では多いところで２００ミリ以上の大雨が予想される。ソウルなどの予想降水量は２０～６０ミリ。