3日に行われた経済政策方向に関する関係官庁合同会見に出席した洪楠基氏=(聯合ニュース)
3日に行われた経済政策方向に関する関係官庁合同会見に出席した洪楠基氏=(聯合ニュース)
◇日本の輸出規制は「明白な経済報復」 断固として対応 洪楠基(ホン・ナムギ)経済副首相兼企画財政部長官は4日に出演したラジオ番組で、日本の半導体・ディスプレー材料の対韓輸出規制強化について「明白な経済報復だ」と批判した。洪氏は、日本による植民地時代に強制徴用された韓国人被害者への賠償を日本企業に命じた大法院(最高裁)の判決に対し経済で報復した措置だと判断していると述べた。また、「報復措置は国際法に違反するため撤回されるべきだ。万一(輸出規制が)行われれば韓国経済だけでなく日本にも被害が及ぶだろう」と強調。断固として対応する方針を示した。◇韓国政府 半導体材料など自立化支援へ=日本の規制に対応 韓国政府は「日本輸出規制関連部品・素材・装備関係次官会議」を開き、日本が輸出を規制する3品目や追加指定の可能性がある品目を選び、早期の自立化を支援することにした。すでに技術が確保された品目は流動性を支援し、商用化の段階に入った技術は実証テストを実施する。技術開発が必要な品目は研究開発(R&D)投資を迅速に支援する。◇板門店面会は昨年の南北首脳会談の再現?金正恩氏「前例を参考にした」 南北軍事境界線のある板門店で先月30日にあった南北・米首脳面会で、北朝鮮の金正恩(キム・ジョンウン)国務委員長(朝鮮労働党委員長)が過去の例を参考にしたと述べたことが確認された。英紙ガーディアンが公開した今回の対面の映像によると、金委員長とトランプ米大統領の会談終了後に南北・米の首脳が板門店の韓国側施設「自由の家」から出てくる際、金委員長は文在寅(ムン・ジェイン)大統領に「私とトランプ大統領も場所と形式にとらわれず、このように望めばいつでも会えるという前例を参考にした」と笑顔で話した。これは、昨年5月26日に板門店の北朝鮮側施設「統一閣」で行われた2回目の南北首脳会談を指したものとみられる。◇文大統領の支持率52.4% 8カ月ぶり高水準 世論調査会社、リアルメーターが発表した文在寅大統領の支持率は前週に比べ4.8ポイント上がった52.4%で、同条件の調査では昨年11月第2週(53.7%)以来約8カ月ぶりの高水準を記録した。不支持率は5.1ポイント下落した42.5%だった。同社は「6月30日の板門店での南北・米首脳による対面の効果」と分析している。調査はtbsの依頼を受け、今月1~3日に全国の有権者1506人を対象に実施された。◇今年の訪韓日本人客 過去最多353万人の見込み=韓国観光公社 韓国観光公社の安栄培(アン・ヨンベ)社長は同公社の東京支社設立50周年を記念して都内で開催された記者懇談会で、今年1~5月の訪韓日本人観光客は前年同期比約28%増の137万人だったとし、「この勢いなら今年は過去最多の353万人を誘致できる」との見通しを示した。観光公社が今年の誘致目標としていた320万人を約30万人上回る数字で、訪韓日本人客が最も多かった2012年(352万人)と比べても1万人多い。
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