文大統領　日本訪問終え帰国＝韓米首脳会談準備へ

【ソウル聯合ニュース】主要２０カ国・地域首脳会議（Ｇ２０サミット）に出席するため日本を訪れていた韓国の文在寅（ムン・ジェイン）大統領は２９日午後、３日間の訪日日程を終え、ソウル空港（軍用空港）に帰国した。３０日には韓米首脳会談が予定されており、これに関する準備を行う予定。　文大統領は日本訪問で、膠着（こうちゃく）状態にある朝鮮半島の非核化交渉を進展させるために注力した。 大阪に到着した当日の２７日には韓中首脳会談を行い、２０～２１日に訪朝して中朝首脳会談を行った中国の習近平国家主席から会談結果の説明を受けた。文大統領は金正恩（キム・ジョンウン）国務委員長（朝鮮労働党委員長）の非核化意思を再確認し、習主席に朝鮮半島の非核化進展に向けた協力を呼びかけた。　２９日未明にはロシアのプーチン大統領と会談し、金委員長が考えている非核化対話の目標が安全の保証であることを確認した。　そのほか、インド、インドネシア、フランス、カナダ首脳らと会談し、朝鮮半島平和プロセスに対する支持を求めた。