懇談会であいさつする文大統領=21日、ソウル(聯合ニュース)
懇談会であいさつする文大統領=21日、ソウル(聯合ニュース)
◇文大統領が韓米両軍の指揮官と昼食会 北飛翔体への対応を評価 文在寅(ムン・ジェイン)大統領は21日、韓国軍と在韓米軍の指揮官らを青瓦台(大統領府)に招き、昼食を交えた懇談会を開いた。北朝鮮による先の飛翔体発射と関連し、韓米両国は緊密な連携と協議の下、落ち着いて抑制した対応を見せたと評価し、これにより「北が追加挑発をしない限り、対話のモメンタム(勢い)を維持できるようになった」と述べた。◇対北朝鮮支援 「人道主義の原則で推進」=統一相 金錬鉄(キム・ヨンチョル)統一部長官は21日、就任後初めて行った記者懇談会で、北朝鮮への支援について、「人道主義に関する基本原則を持って推進している」と述べた。金氏は「(人道支援は)基本的にマイナスの側面やプラスの部分を政治と切り離して推進するというのが国際社会の普遍的な合意」と説明。「飢えた子どもは政治のことなど知らない」としたレーガン元米大統領の話を取り上げ、北朝鮮への人道支援の必要性を強調した。◇セウォル号調査委の活動妨害 元閣僚らに懲役3年求刑 2014年の旅客船セウォル号沈没事故の真相究明のため15年に設置された特別調査委員会の設立と活動を妨害した罪に問われた元閣僚らの論告求刑公判が21日、ソウル東部地裁で開かれた。検察は、当時大統領秘書室長だった李丙ギ(イ・ビョンギ)被告、青瓦台(大統領府)政務首席秘書官だった趙允旋(チョ・ユンソン)被告、海洋水産部長官だった金栄錫(キム・ヨンソク)被告にそれぞれ懲役3年を、青瓦台経済首席秘書官だった安鍾範(アン・ジョンボム)被告と海洋水産部次官だった尹学培(ユン・ハクベ)被告にそれぞれ懲役2年を求刑した。◇飲酒運転の公務員に対する処分 来月から大幅強化 来月末から飲酒運転で摘発された公務員に対する懲戒処分が大幅に強化される。人事革新処は21日、「公務員懲戒令施行規則」改正案に対する意見募集を実施すると発表した。改正案によると、再犯率が高い飲酒運転の特性を考慮し、初めて飲酒運転で摘発された公務員に対しても減給処分とするなど、懲戒処分の量定基準を引き上げた。
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