WFPが最近公開した国家報告書によると、北朝鮮の妊婦や授乳中の母親、子どもなど約45万人に、約982トンの栄養強化食品を分配した。ことし1月1012トン、2月1543トン、3月に1042トンの食糧を支援したことと比較すると、ことしに入って最も小規模だ。
支援対象は計45万人で、このうち32万5000人が保育園にいる児童だ。このほか、妊娠・母乳・授乳女性約11万4500人、寄宿学校の在学生約6300人、小児病棟の子どもの患者3000人が食糧の提供を受けた。
WFPは同期間、就労事業場を6回訪問し、食糧分配現場も20回訪問した。また分配監視要員らが食糧の支援を受けた北朝鮮住民と直接会うなど支援の透明性を確認したと報告書に付け加えた。
WFPはことし1月1日から2021年12月31日までの3年間、約1億6000万ドルの予算で、280万人の北朝鮮住民に栄養強化食品を提供する支援事業をおこなっている。
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