韓国と米国は10日、北朝鮮制裁問題などを調整する作業部会の会合をソウルで開いた(資料写真)=(写真共同取材団=聯合ニュース)
韓国と米国は10日、北朝鮮制裁問題などを調整する作業部会の会合をソウルで開いた(資料写真)=(写真共同取材団=聯合ニュース)
【ソウル聯合ニュース】米朝の非核化交渉が滞る中、北朝鮮の対外宣伝メディアは韓米連携を連日非難しながら韓国に圧力をかけている。韓国政府は国際機関の対北朝鮮人道支援事業に800万ドル(約8億8000万円)を供与する方針を17日に発表したが、北朝鮮メディアはこれに言及していない。 対韓国宣伝用ウェブサイトの「わが民族同士」は20日、韓米が先ごろ開催した対北朝鮮制裁問題などを調整する作業部会(ワーキンググループ)を問題視しながら、「わが民族内部の反目と不和を助長することで漁夫の利を得ようとする外部勢力に依存し、北南(南北)関係問題、民族問題を解決しようとする愚かな行為がなくなっていない」と批判。韓国は南北宣言などを誠実に履行しようという姿勢と立場を持ち、民族共同の要求と利益に反する外部勢力依存の政策とは決別しなければならないと促した。 別の対外宣伝サイト「朝鮮の今日」も同日、「今こそ、一層果敢に北南関係を発展させるべき時」とし、南北共同宣言に基づき、民族の自主権を実現する祖国統一を成し遂げる必要があると主張した。
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