韓国検察、サムスン電子の事業支援TF事務所を家宅捜査=サムスンバイオの粉飾会計問題
韓国検察、サムスン電子の事業支援TF事務所を家宅捜査=サムスンバイオの粉飾会計問題
韓国検察は、粉飾会計の疑いがあるサムスンバイオロジクス(サムスンバイオ)捜査のため、サムスン電子の事業支援TF(タスクフォース/特別チーム)事務所を家宅捜査した。

 これにより、サムスンバイオ粉飾会計疑惑と関連し、グループ会社次元での証拠隠滅が上からの指示でおこなわれていたと推測する検察は、今後捜査のスピードをあげるとみられる。

 事件を捜査中のソウル中央地検特殊2部は16日午前、サムスンバイオ捜査と関連し、サムスン電子の事業支援TF事務所と上層部の事務室、そしてサムスンバイオ社長室に対する家宅捜査を進めていると明かした。

 今回の家宅捜査について検察側は「サムスングループ次元での”証拠隠滅の指示”があったかについて確認するため」と説明している。

 これを前に韓国検察は去る8日、サムスンバイオの粉飾会計疑惑と関連し、グループ次元での組織的な証拠隠滅を指示、実行した容疑で事業支援TF所属のペク某常務と保安先進化TF所属のソ某常務に対し逮捕状(拘束令状)を請求。裁判所は去る10日、2人に対する拘束前被疑者尋問(令状実質審査)を経て、逮捕状を発行した。


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