アンドルー王子(左)と会談する文大統領(青瓦台提供)=15日、ソウル(聯合ニュース)
アンドルー王子(左)と会談する文大統領(青瓦台提供)=15日、ソウル(聯合ニュース)
【ソウル聯合ニュース】韓国の文在寅(ムン・ジェイン)大統領は15日、青瓦台(大統領府)で英国のエリザベス女王の次男、アンドルー王子と会談し、朝鮮半島に恒久的な平和を定着させるため英国の持続的な支持と協力を要請した。  青瓦台によると、文大統領は最近の朝鮮半島情勢について説明し、国連安全保障理事会の常任理事国である英国が朝鮮半島の非核化や恒久的平和定着のための重要なパートナーであることを強調した。 また英国は朝鮮戦争の際、米国に次いで2番目に多くの兵士を派遣した韓国の盟友と強調し、韓国国民は英国に対して感謝を忘れないと話した。 これに対しアンドルー王子は朝鮮半島に平和を定着させる上で、これまでに多くの進展があったと評価し、連帯と支持の意思を表明した。 文大統領は、エリザベス女王が1999年に中部・慶尚北道の安東を訪問したことを記念して同地で前日行われた訪韓20周年記念式典にアンドルー王子が出席したことを歓迎した。 アンドルー王子は文大統領に対するエリザベス女王のあいさつの言葉を伝えた。 文大統領はまた、アンドルー王子が推進するスタートアップ企業の支援事業は韓国の政策と共通部分があるとし、アンドルー王子は両国のスタートアップ企業の交流・協力の活性化に努力すると応じた。
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