光州事件の遺族をいたわる文在寅(ムン・ジェイン)大統領(資料写真)=(聯合ニュース)
光州事件の遺族をいたわる文在寅(ムン・ジェイン)大統領(資料写真)=(聯合ニュース)
【ソウル聯合ニュース】1980年に韓国南西部の光州で大規模な民主化要求デモが起こり、軍の発砲で多くの犠牲者が出た光州民主化運動(光州事件)から39年を迎え、犠牲者が眠る同地の国立五・一八民主墓地で18日午前10時から政府主管の記念式典が開かれる。各界の代表や民主化運動の功労者、遺族、一般国民など約5000人が参列する。 式典は光州事件の意味と史実を全国民が共有し、民主化の歴史と価値の継承を通じた「統合」のメッセージを強調することに主眼を置いた。オープニング公演、経過報告、記念公演、記念あいさつなどが行われる。 光州事件の歴史的現場となった旧全羅南道庁で行われるオープニング公演は、光州事件で死亡した高校生の日記を基に作曲した歌などで構成される。記念公演は事件を記憶し、時代の痛みを共に癒やしていくというテーマで上演される。式典終了後、参列者らは犠牲者が眠る墓地を参拝する。 国家報勲処は犠牲者の墓地と旧全羅南道庁前の広場の様子を生中継する計画だ。報勲処の関係者は、全国民が光州事件を共有し、韓国民主化運動の歴史に昇華させて国民統合を実現していくべきだとのメッセージを伝えたいとしている。
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