酒に酔った状態で運転をして市内バスの運転を妨害した容疑で裁判にかけられた韓国プロ野球ロッテ・ジャイアンツ出身のパク・ジョンテ氏が1審で執行猶予を言い渡された。

 釜山地裁は15日、パク氏に懲役1年6か月、執行猶予3年を宣告した。また保護観察2年と社会福祉160時間を命じた。

 パク氏は去る1月18日午前0時30分ごろ、釜山・金井区青龍洞ある食堂前の通りで血中アルコール濃度0.131%の状態で車を約300メートル運転し、道端に駐車した容疑がもたれている。

 また代行の運転手を待っていたところ、車を移動してほしいと要請した市内バスの運転手に対し飲酒状態で20メートルほど車を運転。その後、該当の市内バスに乗り込んで、ハンドルを切るなどバスの運転を妨害し、運転手を暴行した容疑で裁判にかけられた。

 裁判所は「バスに乗り込んでハンドルを切り、運転手を暴行するなど罪が重い」とし「当時、乗客7名がいた点を考えると、非常に危険な犯行で実刑宣告を考慮した」と説明。「ただし、バスが低速運行中で大事故に至らなかった点、乗客の安全を度外視し、扉を閉めてバスを出発させるなど異常な行動をとったバスの運転手も犯行の主な原因とみられる」とし「被告人にすべての責任を問うには不当だ」と量刑理由を述べた。

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