この日午前7時30分に掛仏を掛ける儀式から始まり、奉祝法要の祝歌公演およびのど自慢、夜間提灯行列まで午後8時に終了した。12時間、仏教徒は1469年に朝鮮王宮から受贈した宝物397号である梵鐘と、1735年に造成された三身掛物図の前でお釈迦様が来られたことを祝い、家族の健康と安寧を祈願した。
一方では、支援奉仕者たちが信徒のために準備した供養配食がおこなわれ、他にも餅や果物を分けるブースが設けられ、寺を訪れた人たちのための祭りの広場となった。
南楊州市に位置する千年古刹奉先寺は969年に創建し、ソウルの中心的寺刹として大韓仏教曹渓宗25教区本寺。今日の奉先寺は、教育と修業を中心にテンプルステイや精進料理で有名な由緒ある寺だ。
全国の古い寺でおこなわれた釈迦誕生日の行事に曹渓宗総務院長であるウォンヘン僧侶は「和合は我々を不要な苦しみから抜け出させ、平安にさせる出発点であり終着点だ」と和合について説法した。
文在寅(ムン・ジェイン)大統領は、民族と地域、性別と世代間に共栄と共存がなされるよう祈ってほしいというメッセージを送ったという。
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