韓日間では韓国艦艇と海上自衛隊哨戒機を巡る問題がくすぶっている(コラージュ)=(聯合ニュース)
韓日間では韓国艦艇と海上自衛隊哨戒機を巡る問題がくすぶっている(コラージュ)=(聯合ニュース)
【ソウル聯合ニュース】韓国国防部の崔賢洙(チェ・ヒョンス)報道官は29日の定例会見で、韓米日の防衛実務者協議(DTT)が5月9日にソウルで開かれると発表した。議題を調整しているという。 韓日間では昨年12月、日本の海上自衛隊哨戒機と韓国艦艇を巡る問題が発生し、今もくすぶっている。海自哨戒機が韓国艦艇に対し威嚇飛行を行い、日本は韓国艦艇が海自哨戒機に火器管制レーダーを照射したと主張した。この問題のために韓日の国防交流・協力も中断している。今回の防衛実務者協議では国防交流・協力の再開に重きを置いて話し合われるとの見方がある。 崔氏は韓国艦艇と海自哨戒機を巡る問題が取り上げられる可能性があるか問われると、「基本的には(韓米日の)3者間の共通事案について協議するが、(韓日)両国間の協議もあり得る」と答えた。ただ、これも含め議題は調整中と述べた。 韓米日の防衛実務者協議は北朝鮮の核・ミサイル問題をはじめとする地域の安全保障の懸案を話し合う枠組みで、2008年から開催されてきた。今年も3カ国の国防当局から一定クラス以上の関係者が出席する見通しだ。
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