会談する金委員長(左)とプーチン大統領=25日、ウラジオストク(EPA=聯合ニュース)
会談する金委員長(左)とプーチン大統領=25日、ウラジオストク(EPA=聯合ニュース)
【ソウル聯合ニュース】韓国外交部は25日、ロシアのプーチン大統領が同日のロ朝首脳会談で北朝鮮核問題を巡る6カ国協議の再開を提案するとの観測があることに関し、同協議の有用性に懐疑的な見方を示した。  外交部の当局者は、6カ国協議は有用かどうかを記者団に問われ「現在のトップダウン方式が朝鮮半島平和プロセスに欠かせないという認識を持っている」と答えた。 日本のNHKは24日、プーチン大統領が北朝鮮の金正恩(キム・ジョンウン)国務委員長(朝鮮労働党委員長)に6カ国協議の再開を提案する方向で調整していると報じた。 6カ国協議は韓国、北朝鮮、米国、ロシア、中国、日本が参加して2003年から断続的に行われてきたが、非核化の検証方法などを巡って米朝の対立が激しくなり、08年12月を最後に途絶えている。ロシアと中国は、6カ国協議のような多国間の枠組みを通じ、朝鮮半島問題における自国の影響力を強めることを望んでいる。
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