1月に訪中した金委員長(左)と手を取り合う習主席(資料写真)=(聯合ニュース)
1月に訪中した金委員長(左)と手を取り合う習主席(資料写真)=(聯合ニュース)
【ソウル聯合ニュース】北朝鮮の朝鮮中央通信は19日、金正恩(キム・ジョンウン)国務委員長(朝鮮労働党委員長)が中国の習近平国家主席に17日付で電報を送ったと伝えた。これは習氏が12日に国務委員長再選出を祝う電報を送ったことに対する返信で、金委員長は中朝関係の重要性を強調した。

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 中央通信によると、金委員長は習氏への返信で、真っ先に心のこもった祝意を受け取ったとしながら、「私に対する(習近平)総書記同志のこの上ない信頼と友情のあかしになると同時に、わが党と政府、人民の社会主義の偉業に対する確固不動の支持と励ましになる」と感謝した。

 また、今年は中朝国交樹立70年と中国建国70年という意味深い年とし、「朝中(中朝)両国の社会主義の偉業と朝鮮半島情勢の流れが大変に重要な時期に入った今日、朝中親善協調関係を一層貴重に感じ、たゆみなく進展させていくことは、われわれの前にある重大な使命」と述べた。さらに「私は総書記同志と結んだ同志的な義理を変わりなく守り、両党、両国の親善協調関係を必ずや高い段階に昇華発展させるため努力する」と表明した。

 金委員長は今月下旬のロシア訪問とプーチン大統領との首脳会談を控え、もう一つの友好国である中国との関係強化にも努めているとみられる。

 中央通信はまた、金委員長がベトナムのグエン・フー・チョン共産党書記長兼国家主席にも返信の電報を送り感謝の意を伝えたと紹介した。 


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