サンフランシスコにある慰安婦被害者の碑(資料写真)=(聯合ニュース)
サンフランシスコにある慰安婦被害者の碑(資料写真)=(聯合ニュース)
【ロサンゼルス聯合ニュース】米カリフォルニア州ミルブレー市の議会が旧日本軍慰安婦被害者決議案と宣言文を採択した。

 キム・ジンドク&チョン・ギョンシク財団によると、同市のウェイン・リー市長は先週、国際女性デーを記念する決議案の採択後、「日本政府が歪曲(わいきょく)し避けている慰安婦の悲しく痛ましい歴史をわれわれの世代が忘れずに後世に伝えるべきだ。それがわれわれが果たすべき義務と責任」と述べた。

 中国系のリー市長は「第2次世界大戦当時、日本によって行われた性暴力と人身売買は二度と起きてはならない。この決議案には女性を尊重し性差別と不平等がなくなることを願う気持ちが込められている」と述べるとともに、日本政府に対し真の謝罪を求めた。

 同市はサンフランシスコ国際空港に隣接し、慰安婦被害者の碑があるサンフランシスコ市内から約20分の距離にある。

 ミルブレー市議会は、碑の建立に貢献した慰安婦正義連帯(CWJC)やキム・ジンドク&チョン・ギョンシク財団の関係者に慰安婦被害者宣言文を伝達した。


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