疑惑を受けて辞任した金学義元次官(コラージュ)=(聯合ニュース)
疑惑を受けて辞任した金学義元次官(コラージュ)=(聯合ニュース)
◇元法務部高官の性接待疑惑 大型不正事件に発展か 法務部の金学義(キム・ハクウィ)元次官が2013年に建設業者から性的な接待を受けたとされる疑惑を再調査している検察過去史委員会の真相調査団が、政府高官、有力政治家、企業経営者、病院長、大学教授など数十人についても接待を受けた疑いで調べていることが確認された。これにより、同疑惑は政財界などを巻き込んだ大規模なスキャンダルに発展する兆しを見せている。◇ポンペオ氏 北朝鮮との対話再開へ「検証された非核化が先」 ポンペオ米国務長官は18日(米現地時間)、「北朝鮮の検証された非核化が実現すれば、北朝鮮住民のためのさらに明るい未来が伴うだろう」と述べ、北朝鮮の金正恩(キム・ジョンウン)国務委員長(朝鮮労働党委員長)との対話を再開する意思を示した。ポンペオ氏は地元カンザス州の複数のメディアとのインタビューで「北朝鮮のためのさらに明るい未来を作り出すというトランプ大統領の約束は本物だ」とした上で、検証された非核化が先だという原則を明確にした。◇小学1・2年生の英語課外授業許容 改正法を閣議決定へ 韓国政府は19日、小学校1・2年生を対象にした英語の課外授業を許容する公教育正常化法(公教育正常化促進および先行教育規制に関する特別法)改正法公布案を閣議決定する予定だ。この改正法は13日に国会本会議を通過したもので、早期学習を禁止する公教育正常化法において小学1・2年生の英語の課外授業は例外とすることを骨子としている。◇国会きょうから対政府質疑 選挙制度・司法改革など 国会は19日に本会議を開き、李洛淵(イ・ナクヨン)首相などに対し政治分野について質疑を行う。質疑では与野党4党が推進する公職選挙法改正案のほか高位公職者不正捜査処(公捜処)法、検察・警察捜査権調整法などの処理と内閣改造をはじめとする人事問題、ネット上での世論操作事件などが争点になるとみられる。◇文大統領腹心の知事出廷へ ネット世論操作事件の控訴審初公判  17年の大統領選で与党「共に民主党」の元党員らがインターネット上で行った不正な世論操作に関与したとして、1審で実刑判決を受けた同党所属で文在寅(ムン・ジェイン)大統領側近の金慶洙(キム・ギョンス)慶尚南道知事の控訴審初公判が19日午前に行われる。金知事は、判決を受けて1月30日に収監されてから48日ぶりに法廷に姿を見せることになる。
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