許昌秀氏=(聯合ニュース)
許昌秀氏=(聯合ニュース)
【ソウル聯合ニュース】韓国経済団体の全国経済人連合会(全経連)は14日、日本の経団連が同日から15日まで開催し、主要20カ国・地域(G20)の経済団体トップらが参加する会議「B20東京サミット」に許昌秀(ホ・チャンス)全経連会長を団長とする代表団8人を派遣したことを明らかにした。  代表団にはロッテグループの辛東彬(シン・ドンビン、日本名:重光昭夫)会長、通信大手KTの黄昌圭(ファン・チャンギュ)会長ら韓国財界のトップが加わっている。韓国大法院(最高裁)が日本による植民地時代に強制徴用された被害者への賠償を日本企業に命じた問題などで韓日関係が冷え込む中、「経済使節団」として日本を訪れた。 代表団はこの日、経団連の中西宏明会長(B20議長)と会い、「韓日財界会議」の日程を11月14~15日で確定させた。この会議は全経連と経団連が参加する民間会議で、今年で28回を迎える。 全経連によると、許氏は日本側の代表団に「近ごろ韓日関係が行き詰まっているが、民間レベルの協力は続けていこう」と呼び掛けたという。許氏は親交があるとされる自民党の二階俊博幹事長とも会う予定だ。 韓日関係の悪化が影響し、両国企業のトップらが集う官民合同会議「韓日経済人会議」の2019年の開催は当初予定の5月から9月以降に延期された。中西氏は延期発表翌日の今月11日の記者会見で「こういう時だからこそ民間ベースの交流から逃げ出してはいけない」と述べている。
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