ソウル市は3月から、人気ユーチューバーがソウルのイベントやグルメを紹介する「オンラインソウル観光放送局」のテスト運営を始める。ソウルで外せない歴史・文化スポットや韓国ドラマのロケ地、おいしい店などを回る旅行コースも20通り開発する。
また、世界的に活躍する韓国の人気男性グループで、市の観光広報大使を務めるBTS(防弾少年団)をイメージキャラクターにした外国人向け観光パス「ディスカバーソウルパス」を10万枚限定販売する予定だ。
南北の融和ムードを背景に、軍事境界線を挟む非武装地帯(DMZ)、板門店の共同警備区域(JSA)を訪ねるツアーや、ソウルと北朝鮮の平壌、開城との交流協力事業などにも取り組む。
市は一方で、月給200万ウォン未満の非正規、特殊雇用(タクシー運転手やファイナンシャルプランナーなど事業主と契約して仕事を請け負う)の労働者2000人を対象に、国内旅行費を25万ウォンずつ支給する。社会的弱者層に旅行の機会を提供すると同時に、停滞する国内観光市場を活気づかせたい考えだ。
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