首席秘書官・補佐官会議で発言する文大統領=18日、ソウル(聯合ニュース)
首席秘書官・補佐官会議で発言する文大統領=18日、ソウル(聯合ニュース)
◇野党議員の民主化運動否定発言を批判 「国の根幹壊すこと」=文大統領 1980年5月、南西部・光州で民主化を求める市民らに軍が発砲し多くの人が犠牲になった光州民主化運動(光州事件)を巡り、最大野党「韓国自由党」の国会議員らが公聴会で「暴動が民主化運動になった」「(同事件の功労者は)怪物集団」などと発言し、波紋を呼んでいることについて、文在寅(ムン・ジェイン)大統領は「民主化運動を歪曲(わいきょく)し、おとしめることは民主化の歴史と憲法の精神を否定すること」として、「民主主義を毀損(きそん)し、国の根幹を壊す」と批判した。◇与野党 国会正常化に合意できず 与野党3党の院内代表が国会正常化について交渉を行ったが、合意には至らなかった。2月の臨時国会開催や、光州民主化運動を「暴動」などと発言した韓国党の議員3人の処分、投機目的で不動産を購入した疑惑により与党「共に民主党」を離党した孫恵園(ソン・ヘウォン)国会議員に対する国政調査などについて議論したが、溝を埋められなかった。◇米朝会談 「非核化で大きな進展」期待=文大統領 文大統領は青瓦台で7大宗教団体の指導者と昼食会を開き、今月末に開かれる2回目の朝米(米朝)首脳会談について、「非核化と朝米関係の正常化で大きな進展があると見込んでいる」との見通しを示した。また、「(1回目の会談で署名した)シンガポール共同声明の具体的で目に見える履行が速やかに行われることを期待している」と述べた。◇トランプ氏 ノーベル賞の資格十分=大統領府 青瓦台の金宜謙(キム・ウィギョム)報道官は定例会見で、トランプ米大統領のノベール平和賞候補推薦に関する質問に対し、「文大統領はトランプ大統領がノベール平和賞を受ける資格が十分だと考えている」と述べた。
Copyright 2019(C)YONHAPNEWS. All rights reserved. 0