１月の韓国ＩＣＴ輸出　前年比１８．２%減＝３カ月連続減少

【ソウル聯合ニュース】韓国科学技術情報通信部は２１日、１月の情報通信技術（ＩＣＴ）輸出額は１４４億７０００万ドル（約１兆７４４２億円）だったと発表した。　前年同月比の輸出額は３カ月連続減少した。昨年１１月が１．７%減、同１２月が１０．０%減、今年１月が１８．２%減と減少幅は次第に拡大している。　品目別の輸出額は、半導体が７５億４０００万ドルで２３．４%減少した。半導体メモリーの単価下落とシステムＬＳＩ（大規模集積回路）の需要鈍化が原因となった。　主要国との競争激化に伴い、ディスプレーは２０億ドルで１２．７%減少した。携帯電話（９億５０００万ドル）も３０．８%減少した。有機ＥＬパネル（８億ドル、１２．８%増）、２次電池（６億６０００万ドル、１４．５%増）は増加した。　国・地域別の輸出額は、中国向けが６５億１０００万ドルで３３．２%減少した。米国向けは１４．２%増の１４億６０００万ドル、欧州連合（ＥＵ）向けは４．９%増の９億８０００万ドルだった。　１月の輸入額は同０．７%増の９４億ドルで、輸出額から輸入額を差し引いた貿易収支は５０億６０００万ドルの黒字だった。