韓国　けさのニュース（１月２４日）

◇史上初の最高裁長官経験者逮捕　徴用訴訟介入などの容疑　韓国の検察は２４日未明、戦時中に強制徴用された被害者が日本企業を相手取って起こした損害賠償訴訟に介入したなどとして、職権乱用権利行使妨害などの容疑で梁承泰（ヤン・スンテ）前大法院長（最高裁長官）を逮捕した。ソウル中央地裁が同日、検察が請求した逮捕状の発付を認めた。大法院長経験者が逮捕されるのは初めて。◇昨年の全国地価４．５８%上昇　南北境界地域で急騰　国土交通部は、昨年の全国の地価上昇率は４．５８%で、前年（３．８８%）比０．７０ポイント上昇したと発表した。南北関係改善や交通網拡充など好材料が重なったソウル北方の京畿道坡州市は９．５３%上昇し、市・郡・区の中で上昇率が最も高かった。昨年の地価上昇率は、２００６年に５．６１%を記録して以降、１２年ぶりの高水準となった。◇国民年金　２０年間加入・２０年間受給で１．４～３倍の利益に　国民年金公団は、国民年金研究院による加入者の所得水準別収益比の分析に基づき、国民年金に２０年間加入して老後に２０年間年金を受け取る場合、支払った金額より少なくとも１．４倍、最大３倍の利益を得ると明らかにした。国民年金の所得再分配効果により、所得水準が低いほど収益比が大きかった。◇午前中は厳しい冷え込み　ＰＭの濃度改善 　２４日は全国的に晴れるが、午前中は厳しい冷え込みが続きそうだ。気象庁によると、江原道の一部に寒波注意報が発令され、中部内陸を中心に朝の気温が下がるが、昼間の最高気温は３～１１度まで上がる見通し。粒子状物質（ＰＭ）の濃度は全国で「良い」（低い）から「普通」レベルに改善するとの予報が発表された。