最年少プロ棋士になる仲邑菫さん、ソウルで会見「目標は世界一」(提供:news1)
最年少プロ棋士になる仲邑菫さん、ソウルで会見「目標は世界一」(提供:news1)
4月に日本史上最年少で囲碁のプロ棋士となる仲邑菫(なかむら・すみれ、9)さんが1月22日午前、ソウル・韓国棋院で記者会見を開いた。彼女は記者らの質問にしばらく黙っていた。

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 韓国で菫さんを教えていた韓鐘振(ハン・ジョンジン、39)九段は「道場ではおしゃべりだが、緊張したようだ。ご理解いただきたい」と述べた。

 去る21日、韓国入りした菫さんは多くのメディアのインタビュー要請で同日、共同インタビューを行った。韓国メディアだけでなく日本メディアまで集まった記者会見場で、菫さんは緊張したようすだった。

 恥ずかしがりながら話せなかった菫さんは今後の目標は何かと問われ、小さな声で「世界一になりたい」と答えた。いつごろその目標を達成したいかという質問には「できるだけ早く」と述べた。

 これまで菫さんを教えていた韓鐘振九段は「菫を初めて見たときから魅了された」とし「菫は相手が誰だろうと関係なく委縮しない。対局する時の集中力が良いのが強み」と説明した。

 韓国で過ごした時間が多く、菫さんは韓国文化に慣れており、韓国語も上手だという。菫さんに最も好きな韓国料理が何か尋ねると「焼き肉(プルコギ)」だと答えた。

 幼いが勝利への欲は強い。韓国で子供大会に出場したことがあるが、敗色が濃くなると対局中に涙を流したという話もある。

 菫さんは韓国で過ごしながら「一番幸せだったときは大会で優勝したとき」で、「大変だったときは負けたとき」と述べた。

 一方、菫さんは23日、韓国の最強女流棋士チェ・ジョン(22)九段と記念対局する。

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