康京和氏(左)とポンペオ氏(資料写真)=(聯合ニュース)
康京和氏(左)とポンペオ氏(資料写真)=(聯合ニュース)
【ソウル聯合ニュース】韓国の康京和(カン・ギョンファ)外交部長官は21日午前、ポンペオ米国務長官と電話会談を行い、北朝鮮の金正恩(キム・ジョンウン)国務委員長(朝鮮労働党委員長)の側近である金英哲(キム・ヨンチョル)党副委員長の訪米結果や2回目の朝米(米朝)首脳会談の開催などについて意見を交わした。

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 外交部によると、康氏とポンペオ氏は30分ほど行った電話会談で、金英哲氏の訪米が2回目の朝米首脳会談の成功につながり、昨年6月の初の朝米首脳会談での合意事項が忠実に履行されるよう、緊密に協力していくことで一致した。金英哲氏はワシントンで18日にトランプ米大統領と会談。同じ日、ホワイトハウスは朝米首脳の再会談を2月末ごろに開催すると発表した。

 康氏とポンペオ氏はあわせて、韓米が進めている在韓米軍の駐留経費負担(思いやり予算)に関する協議についても、互いに受け入れ可能な合理的な合意に早期に到達できるよう、努力することを申し合わせた。在韓米軍の駐留経費負担に関する現行の協定は昨年末に期限を迎えた。韓米は今年以降の協定締結に向けて協議を重ねてきたが、米国側が韓国の負担の大幅な増額を求め、合意に至っていない。

 両氏はこのほか、昨年は韓米連携の下で朝鮮半島情勢が前向きな進展を遂げたと評価し、今年も朝鮮半島の完全な非核化と恒久的な平和構築において画期的な進展を成し遂げられるよう、引き続き緊密に意思疎通を図ることで一致した。


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