2回目の朝米首脳会談が開かれる見通しだ(コラージュ)=(聯合ニュース)
2回目の朝米首脳会談が開かれる見通しだ(コラージュ)=(聯合ニュース)
◇米朝非核化交渉 中朝「密着」の影響懸念も 北朝鮮の金正恩(キム・ジョンウン)国務委員長(朝鮮労働党委員長)の4回目の訪中後、トランプ米大統領と金委員長の2回目の朝米(米朝)首脳会談開催が現実的になる中、米国は今後の展望を巡って複雑な視線を送っている。朝中(中朝)首脳が朝鮮半島の情勢管理と非核化交渉の過程について議論するなど、相互利害関係による共同戦線を構築する流れを見せていることを巡り、米国では朝中が密着することで北朝鮮に対する米国の影響力が弱まり、交渉に否定的影響を及ぼす可能性があるとの指摘が出ている。◇民間人監視疑惑 元捜査官の懲戒内容きょう決定 青瓦台(大統領府)民情首席秘書官室の特別監察班に所属していた捜査官のキム・テウ氏が、同監察班が民間人の監視・情報収集などを行っていたと暴露した問題で、大検察庁(最高検)は11日に会議を開いてキム氏に対する懲戒の是非や内容などを確定する。大検察庁は先月27日に青瓦台からの懲戒要請を受け、各種疑惑について事実関係の確認作業を行った結果、キム氏に対し解任に当たる懲戒処分を下すよう懲戒委員会に要請した。◇文大統領 与党代表と協力策議論へ 文在寅(ムン・ジェイン)大統領は11日、与党「共に民主党」の院内代表団と昼食を共にし、党と青瓦台の政協力策などを議論する。文大統領は院内代表団に対し、国民生活・経済改革立法などに対し努力を呼びかけるとみられる。また国会で与野党が議論している司法改革をはじめ、選挙制度改編などに関する議論が行われるかも注目される。◇粒子状物質の濃度 各地で上昇 11日は全国的に暖かくなるが、各地で粒子状物質(PM)の濃度が上昇する見通しだ。気象庁は日中の最高気温が平年より2~5度高い4~11度まで上がり、PMの濃度は首都圏、江原道、忠清道、光州、全羅北道で「悪い」(高い)レベルに上昇すると予報した。◇国民年金公団 シルバーローンの融資額拡大 国民年金公団は、満60歳以上の国民年金受給者が利用できる、いわゆる「シルバーローン」の融資限度額を今月から1000万ウォン(約970万円)に引き上げると発表した。公団は、貸し付けの需要が多い住宅保証金の上昇などを総合的に反映したと説明した。
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