2018年2月、東京で開かれた韓日の財界関係者の交流会に出席した佐々木氏(右から2人目、駐日韓国企業連合会提供)=(聯合ニュース)
2018年2月、東京で開かれた韓日の財界関係者の交流会に出席した佐々木氏(右から2人目、駐日韓国企業連合会提供)=(聯合ニュース)
【ソウル聯合ニュース】韓国政府が、韓日間の民間交流に貢献したとして日韓経済協会の佐々木幹夫会長への修交勲章光化章の授与を検討していることが10日、分かった。 外交部は8日、佐々木氏が受章にふさわしい人物か意見を募るとホームページで公示した。同氏について「2010年に日韓経済協会会長、日韓産業技術協力財団理事長に就任し、9年に及ぶ在任期間中、経済、人材、文化交流など幅広い民間外交の先頭に立ち、両国友好と相互信頼の拡大に大きく貢献した」と評価する。佐々木氏は日韓経済協会会長として、韓日・日韓経済人会議や韓日交流おまつりなどの民間交流事業を主導してきた。 佐々木氏は三菱商事の社長と会長を歴任し、現在は相談役を務める。同社は、日本による植民地時代の戦時中に朝鮮女子勤労挺身隊員として日本の軍需工場で強制労働させられた韓国の被害者と遺族から損害賠償を求められている三菱重工業と同じ企業グループに属する。これに関し外交部関係者は十分に考慮したとしながら、「両国間の問題と他の部分の協力は別にして進めるべきとの見地で、これまでの韓日関係に寄与した部分はそれと関係なく評価するという立場」と説明した。 修交勲章は韓国の国権伸張、または友邦との親善への貢献が著しい人物に、政府が授与する。5等級あり、光化章が1等級。
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