青いグラフが文大統領の支持率、赤いグラフが不支持率(リアルメーター提供)=(聯合ニュース)
青いグラフが文大統領の支持率、赤いグラフが不支持率(リアルメーター提供)=(聯合ニュース)
【ソウル聯合ニュース】韓国の世論調査会社、リアルメーターが31日に発表した文在寅(ムン・ジェイン)大統領の支持率は、前週より1.2ポイント低い45.9%で、YTNが同社に依頼した調査で就任後最低となった。不支持率は3.6ポイント上昇の49.7%となり、最高を更新した。 調査は26~28日に全国の有権者2011人を対象に実施された。 同社は支持率が下落した理由について、経済状況への否定的な認識が続く中、青瓦台(大統領府)の民間人監視疑惑や与党の国会議員が空港で身分証明書の提示を求める職員に高圧的な態度を取った問題などが重なった影響と分析した。 文大統領の今年の支持率は71.6%でスタート。4月27日の南北首脳会談後は77.4%まで上昇した。だが、経済指標の悪化や北朝鮮と米国による非核化交渉のこう着状態などで下落が続き、11月の第4週に初めて40%台に落ち込んだ。 政党支持率は、与党「共に民主党」が前週より1.2ポイント下落した36.8%となり、今年最低を記録した。最大野党「自由韓国党」は0.3ポイント上がり25.7%。「正義党」は0.9ポイント上昇の9.0%、「正しい未来党」は1.5ポイント上昇の7.1%、「民主平和党」は前週と同じ2.4%だった。無党派は17.0%だった。
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