金宜謙報道官(資料写真)=(聯合ニュース)
金宜謙報道官(資料写真)=(聯合ニュース)
【ソウル聯合ニュース】北朝鮮の金正恩(キム・ジョンウン)国務委員長(朝鮮労働党委員長)が30日、韓国の文在寅(ムン・ジェイン)大統領に親書を送り、「南北の両首脳が来年も朝鮮半島の平和と繁栄のため共にしていこう」と呼びかけた。韓国青瓦台(大統領府)の金宜謙(キム・ウィギョム)報道官が記者会見で発表した。 金報道官によると金委員長は「両首脳が1年に3回会い、南北間の長かった対決構図を乗り越える実質的かつ果敢な措置を成し遂げたことで、わが民族を軍事的緊張と戦争の恐怖から抜け出させた」と強調した。 また、南北首脳が9月の平壌での首脳会談で合意した金委員長のソウル訪問について、「実現を期待したが実現できなかったことが惜しまれる」とした上で、「今後状況を注視し、ソウルを訪問する」との強い意志を示したという。 さらに「2019年も文大統領とたびたび会い、朝鮮半島の平和・繁栄のための議論を進め、朝鮮半島の非核化も共に解決する用意がある」と表明した。
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