韓国統一部は28日、ハナセンターのPC1台からこのような個人情報が含まれたリストが流出した事実を関係機関・慶尚北道庁・ハナ財団が19日、現場調査を通じて確認したと明らかにした。
ハッキングされたPCはセンター代表メールで受信したハッキングメールを職員が閲覧し、悪性コードに感染した。個人情報が含まれた文書は先月流出したものと把握された。
統一部は関係機関・ハナ財団と共に24日、26日にハナセンターに対する合同点検を実施した結果、他のハッキングや個人情報流出事例はないことが確認されたと発表した。
警察庁は、統一部の依頼を受けて、慶北ハナセンターハッキングの正確な経緯と時点、ハッキングの背後と意図などを捜査している。
今回の事故を機に、脱北住民の個人情報管理の不備点が露呈したという評価だ。ハナセンターは法令に従い、職員が脱北者の個人情報をインターネットが接続されていないパソコンに暗号化して保存しているが、この職員はこうした指針を守っていなかったということが調査された。
脱北者の個人情報保護関連の制度がもう少し早く補完されていたならば、今回の事故を防ぐことができたはずだという指摘も出ている。
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