同地裁は趙氏の賠償責任を一部認めながらも、同氏が供託金を納めたことを踏まえ、趙氏に対する損害賠償請求は棄却。大韓航空に対する降格処分の無効確認請求も棄却した。
「ナッツ事件」と呼ばれ、財閥への批判を呼んだこの一件で趙氏は逮捕・起訴され、一審で懲役1年の実刑判決を受けたが、控訴審で執行猶予付き判決となり釈放された。パク氏は休職を経て16年に復職した際に人事で不利益を受けたとして、趙氏と大韓航空を提訴していた。
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