韓国　きょうのニュース（１２月１２日）

◇高速鉄道脱線　２９分間の交信記録公開　８日午前に北東部・江陵で起きたソウル行きの高速鉄道（ＫＴＸ）の脱線事故当時、江陵駅や管制センターなどとのやり取りが収められた２９分間の交信記録が公開された。記録によると、事故から２８分前、江陵駅付近にある線路転換機の異常を感知したが、警報システムが別の場所を指定したため、駅務員らが対応できなかった。◇昨年の一日平均出生者数　初めて２００人割り込む＝ソウル　ソウル市がまとめた「２０１８ソウル統計年報」によると、昨年の同市の一日平均の出生者数は１７９人となり、統計を取り始めて以来初めて２００人を割り込んだ。一方、高齢者数は増え続けており、韓国最大都市であるソウル市も近く高齢社会を迎える見通しだ。◇南北　撤去した監視所を相互検証　南北は試験的に撤去を行った非武装地帯（ＤＭＺ）内の監視所（ＧＰ）について、撤去が終わったかどうかなどを検証する作業を行う。国防部によると、検証は南北それぞれ１１組の計１５４人が行う。午前に韓国側が北朝鮮側の監視所を、午後に北朝鮮側が韓国側の監視所を検証する。南北が１９５３年の休戦協定締結後、非武装地帯内に設置されている相手側の監視所に足を踏み入れるのは初めて。