外国人対象の「コリアグランドセール」 来年１月１７日から

【ソウル聯合ニュース】 韓国観光の振興に取り組む財団法人 財団法人・韓国訪問委員会は１０日、ソウルで記者懇談会を開き、外国人を対象とするショッピング・観光イベント「２０１９コリアグランドセール」を来年１月１７日から２月２８日に開催すると発表した。　セールの参加企業は２０１１年の５５社から今年は７７８社に増えた。来年は既に８００社を超える企業が参加を申し込んだ。　同委員会は、ソウルはもちろん地方で気軽に観光できるよう各種プロモモーションも強化した。　ソウルを出発し地方を観光する外国人向けバス旅行商品「Ｋ―トラベルバス」の７路線またはソウル近郊の京畿道の観光スポットを回る「ＥＧシャトルバス」を予約の際、予約者１人につき１人が無料になる「１プラス１プロモーション」を展開する。　ソウルの江南、南大門、麻浦、竜山の４地域の店舗を訪問しスタンプを集めるとホテル食事券を贈呈するイベントを行うほか、旅行アクティビティ予約サイト「ＫＬＯＯＫ」との連携による特別商品も販売する予定だ。　ホテルのレストランから隠れた老舗までさまざまな「韓国の味」を紹介する企画もある。７０を超える高級ホテルが最大で２５%の割引を提供するほか、シェフのパク・チャンイル氏が参加し河東館、清進屋、又来屋などの老舗を回りながら代表メニューを味わうことができる「老舗紀行イベント」も開かれる。　ソウルの清渓広場にはメインイベントセンターが設置され、多彩な催し物が開催される。センターでは英語、日本語、中国語の通訳、無料インターネット、携帯電話の充電などのサービスが提供される。　セール期間中に韓国内で１０万ウォン（約１万円）以上の買い物をした外国人観光客には、最大で２００万ウォン相当の航空、宿泊、ショッピング支援旅行バウチャーを贈呈する。また、イベントセンターを訪問した１万人目の外国人観光客にはホテル宿泊券（２泊）が贈られる。　このほか外国人専用の交通観光カード「コリアツアーカード」の２０１９年バージョンも発売する。イベントセンターでは毎日先着５０人にカードを無料で配る。また、観光客が身軽にショッピングや観光を楽しめるよう手荷物配送・保管サービス「ハンズフリーサービス」の利用料も４０%割引となる。