明仁天皇(資料写真)=(EPA=聯合ニュース)
明仁天皇(資料写真)=(EPA=聯合ニュース)
【ソウル聯合ニュース】在韓日本大使館主催の天皇誕生日レセプションが6日、ソウル市内のホテルで開催される。来年4月30日に退位する明仁天皇の誕生日記念行事は今回が最後となる。 日本の在外公館は毎年12月ごろ、それぞれの国の要人らを招待し、天皇誕生日記念行事を行っている。 この日の行事には韓国の外交部関係者や各国の駐韓外交官、両国の企業関係者らが出席する見通しだ。同部の魯圭悳(ノ・ギュドク)報道官は定例会見で、「慣例により、趙顕(チョ・ヒョン)第1次官が出席する予定」と明らかにした。 在日韓国大使館が10月3日に東京都内で開催した「国慶日レセプション」には河野太郎外相が出席していた。 一方、日本による植民地時代に強制徴用された被害者らへの賠償を日本企業に命じた大法院(最高裁)判決や旧日本軍の慰安婦問題を巡る2015年の韓日合意に基づき設立された慰安婦被害者支援のための「和解・癒やし財団」の解散などで両国関係が冷え込んでいるなか、外交部当局者は両国外相の電話会談などの推進について、「韓日の外交当局は各レベルで強制徴用判決などの懸案を含め、両国関係の諸事項について緊密に意思疎通している」と述べた。
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