金奇南氏(サムスン電子提供)=(聯合ニュース)
金奇南氏(サムスン電子提供)=(聯合ニュース)
【ソウル聯合ニュース】韓国のサムスン電子は6日、半導体とディスプレー事業を統括するデバイスソリューション(DS)部門長の金奇南(キム・ギナム)社長を副会長に昇進させるなどの「2019年度定期社長団人事」を発表した。スマートフォン(スマホ)事業を主体とするITモバイル(IM)部門の無線事業部開発室長の盧泰文(ノ・テムン)副社長は社長に昇進した。 金奇南氏、IM部門長の高東真(コ・ドンジン)社長、テレビや白物家電事業を担う消費者家電(CE)部門長のキム・ヒョンソク社長の最高経営責任者(CEO)3氏は留任された。 今回の社長団人事リストに載ったのは2人のみ。昨年末の人事で3事業部門のCEOを全員入れ替えたことに加え、事業環境の先行き不透明感が増していることから、同社経営トップの李在鎔(イ・ジェヨン)副会長は刷新より安定を図ったとみられる。 今年の過去最高業績の立役者となったDS部門トップの金奇南氏を副会長に昇進させたことは、ここ数年の「成果主義」路線に沿うものだ。 これに伴い、サムスン電子は李健熙(イ・ゴンヒ)会長と権五鉉(クォン・オヒョン)会長の会長2人、副会長3人体制から会長2人、副会長4人体制へと再編された。
Copyright 2018(C)YONHAPNEWS. All rights reserved. 0