文在寅大統領(左)とトランプ米大統領(コラージュ)=(聯合ニュース)
文在寅大統領(左)とトランプ米大統領(コラージュ)=(聯合ニュース)
【ソウル聯合ニュース】韓国外交部の当局者は4日、米ワシントンで7日(現地時間)に開く韓米の高官級経済対話について、「インド太平洋(戦略)に関する大きな意味での協力策を議論することになるだろう」と記者団に語った。同戦略への韓国の積極的な支持や協力を望む米国に対し、原則的に協力すると応じることになると説明した。また、米国のインド太平洋戦略と中国が進める広域経済圏構想・一帯一路の間で、韓国政府が「適切な(協力の)バランスを見つけることが重要だ」とも述べた。  経済対話は韓国外交部の李泰鎬(イ・テホ)第2次官と米国のシン国務次官補が主宰する。両国は東南アジア諸国連合(ASEAN)などとの協力拡大を図る韓国の新南方政策と米国のインド太平洋政策間の協力をはじめ、エネルギー、保健分野などでの連携策を議論する予定だ。 同当局者は、李氏とシン氏が重要な経済問題に関して個別に協議する予定だと伝えた。ただ、対北朝鮮制裁問題は話し合われない見通しだという。 経済対話は3回目で、文在寅(ムン・ジェイン)政権発足後は初めてとなる。2015年10月の両国首脳会談での合意に基づき同11月に初開催され、オバマ政権時の17年1月にも開かれた。
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