南北共同調査に向けソウル駅を出発する列車(写真共同取材団)=30日、ソウル(聯合ニュース)
南北共同調査に向けソウル駅を出発する列車(写真共同取材団)=30日、ソウル(聯合ニュース)
◇南北鉄道共同調査 きょうから18日間実施 南北の鉄道連結に向けた北朝鮮区間の南北共同調査が、30日から18日間行われる。共同調査は京義線(開城~新義州)の約400キロ区間で来月5日まで、東海線(金剛山~豆満江)の約800キロ区間で来月8~17日まで行われる。韓国の列車が北朝鮮の鉄道区間を走るのは、ソウル北方の都羅山駅と北朝鮮の板門駅の間で列車が運行されていた2008年以来10年ぶり。◇文大統領がアルゼンチン訪問 G20・韓米首脳会談出席へ アルゼンチン・ブエノスアイレスを訪問中の文在寅(ムン・ジェイン)大統領は、30日から2日間にわたり開催される主要20カ国・地域(G20)首脳会議に出席するほか、トランプ米大統領をはじめとする各国首脳との会談を行う。韓米首脳会談では、朝鮮半島の完全な非核化や恒久的な平和定着など朝鮮半島平和プロセスの推進を巡る連携策とともに、2回目の朝米(米朝)首脳会談、韓米同盟の強化に関連する協力策などについて議論する計画だ。◇南北 非武装地帯の監視所撤去きょう完了 韓国と北朝鮮は30日、試験的に撤去することで合意した非武装地帯内の監視所(GP)南北各10カ所を完全に取り壊すとともに、朝鮮戦争戦死者の遺骨発掘作業に向けた地雷撤去作業を完了する。南北各1カ所のGPは兵力と装備を撤収するが、保存価値があるとして残す。南北軍事境界線がある板門店・共同警備区域(JSA)での南北エリアの自由往来は来月から実現する見通しだ。◇全国的に粒子状物質の濃度上昇 黄砂影響  30日は黄砂の影響により、全国各地で粒子状物質(PM)の濃度が上昇するとの予報が発表された。国立環境科学院は中西部の一部と南部の大部分の地域で大気が停滞し、粒子状物質が蓄積され濃度が高くなると説明した。気象庁は、南部地方はきょう午後まで、済州道では土曜日まで黄砂が予想されるとして、健康管理に注意するよう呼びかけた。◇徴用判決で韓日関係悪化 米メディア「米国を試している」 日本による植民地時代だった戦時中に強制徴用された韓国人被害者に対して日本企業に賠償を命じる韓国最高裁判決が相次いで出されたことを受け、複数の米メディアが米国の主要同盟国である韓国と日本の関係悪化が米国の戦略に影響を与えていると報じた。ウォール・ストリート・ジャーナルは「東アジアで米国と最も近い同盟国である韓国と日本の間で摩擦が再発したことで、北朝鮮と中国の脅威に対し共同戦線を示すことを望む米国を試している」と伝えた。ワシントン・ポストも、アジアで最も繁栄した民主主義国家間の紛争は米国政府の利益にならないとの見方を示した。
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