北朝鮮制裁委の議長国を務めるオランダの国連代表部関係者は、南北鉄道関連の共同調査を巡る韓国政府との協議内容を問われ、「委員会が制裁免除を承認したのは本当だ」と答えという。手続きは書面により進められたと説明した。
南北の鉄道連結・近代化事業は、4月の南北首脳会談後に発表された板門店宣言に盛り込まれた。双方は当初、6月に協議した上で7月24日から、まずは朝鮮半島西側を結ぶ京義線鉄道の北朝鮮区間に対する共同調査を現地で始めることにしたが、米国が実質的にストップをかけ、日程がずれ込んでいた。
ところが北朝鮮制裁委は今月23日、同共同調査に必要な物資を北朝鮮に持ち込むことを制裁の対象外とした。
南北は早ければ週内にも、共同調査に関する実務作業に入ると予想される。
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