韓国文化体育観光部が主催し、韓国工芸デザイン文化振興院が主管する「2018工芸トレンドフェア」が、ソウル市三成(サムソン)洞のCOEXで開催された。(提供:WoW!Korea)
韓国文化体育観光部が主催し、韓国工芸デザイン文化振興院が主管する「2018工芸トレンドフェア」が、ソウル市三成(サムソン)洞のCOEXで開催された。(提供:WoW!Korea)
韓国文化体育観光部が主催し、韓国工芸デザイン文化振興院が主管する「2018工芸トレンドフェア」が、ソウル市三成(サムソン)洞のCOEXで開催された。

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 ことしで13回目を迎える韓国最大の工芸イベント「工芸トレンドフェア」は、工芸専門の博覧会で、工芸流通・事業のために設けられた場である。ことしは、韓国と日本を含む8か国を代表する工芸作家1600人と300の工芸企業およびギャラリーが参加し、6万人ほどが来場した。

 特に2019年4月「ミラノデザインウィーク」の期間に開催される「韓国工芸の法古創新展」が見られるのがみどころ。芸術監督は“黙々として苦しい”をテーマに工芸作品を伝統の水墨画的な技法で解釈した企画展示を演出した。墨の実直さや強さ、形状の明瞭さや美しさ、材料の多様な解釈を通じて韓国工芸の真骨頂を伝えた。

 今回のイベントでは、「工芸市場の活性化」に重点をおいて、韓国国内のバイヤーはもちろん、日本やアジア、ヨーロッパ、アメリカなど10社のバイヤーを招待して、作家とのミーティング、取引成立後の輸出相談を支援した。

 岡山の備前焼と似た技法で制作した韓美窯 ベ氏土家のPure陶器が展示され、特に日本からの来場者が熱い関心を示した。

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