統一部(コラージュ)=(聯合ニュース)
統一部(コラージュ)=(聯合ニュース)
【ソウル聯合ニュース】韓国統一部は23日に行った国会の南北経済協力特別委員会に対する業務報告で、「朝鮮半島の非核化と南北関係の発展が好循環する中で南北間の円滑な経済協力事業が可能だ」とし、「政府は朝米(米朝)首脳会談開催の契機をつくり、朝米対話を誘導しながら好循環の構図をけん引していく」と強調した。  一方で、経済協力事業を実施するには北朝鮮非核化を巡る朝米交渉の進展、対北朝鮮制裁の緩和など環境を整える必要があるとし、「まずは対北制裁の枠内で実行可能な(経済協力関連の)実態調査や情報共有などを行う」と説明した。 南北が合意した鉄道と道路の連結・近代化事業に関しては、「(米国など)関係国との緊密な協議の下で(北朝鮮側での)共同現地調査を推進し、調査結果を基に着工式の開催を準備する」とした。南北は鉄道・道路の連結に向けた着工式を11月末~12月初めに行うことで合意しているが、朝米交渉の停滞により鉄道の北朝鮮側区間の共同調査にも着手できずにいる。 統一部はあわせて、南北経済協力の基盤をつくるため統一経済特区法の制定と南北交流協力法の改正を推進すると説明した。
Copyright 2018(C)YONHAPNEWS. All rights reserved. 0